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飯塚市で新築するなら換気は第1種?第3種?|黄砂・PM2.5・秋の籾殻焼きの煙が入る筑豊で後悔しない換気計画と費用
家づくり

飯塚市で新築するなら換気は第1種?第3種?|黄砂・PM2.5・秋の籾殻焼きの煙が入る筑豊で後悔しない換気計画と費用

こんにちは、リベラルホームです。この記事は、飯塚市・嘉麻市・田川市・直方市で新築の間取りを考え始めた方、とくに「換気は第1種と第3種、どっちにしますか」と聞かれて答えに詰まった方に向けて書いています。打ち合わせでは断熱やキッチンの話に時間を取られて、換気は標準のまま決まってしまうことが多いのですが、住み始めてから一番変えにくいのがこの部分です。

筑豊は、春は黄砂とPM2.5、秋はブタクサなどの花粉と、稲刈りのあとに田んぼで籾殻やわらを焼く煙が流れてくる土地です。国道200号・201号沿いならトラックの排ガスもあります。外の空気をどこから、どうやって入れるかで、家の中の空気はかなり変わります。読み終わるころには、ご自分の土地と家族構成なら第1種と第3種のどちらが合うか、費用差はどのくらいか、間取りのどこに気をつければいいかが判断できるはずです。

第1種と第3種は「空気を入れる側」が違う

2003年の建築基準法の改正から、新築住宅には24時間換気が付いています。家の空気を2時間でおおよそ1回入れ替える仕組みで、方式は大きく2つです。

第3種は、トイレや洗面の換気扇で空気を外に出し、各部屋の壁に付いた丸い給気口から外気が自然に入ってくる方式です。機械は排気側だけなので安く、構造も単純です。そのかわり外の空気は、給気口の簡易フィルターを通るだけでほぼそのまま入ってきます。冬は外気温のまま入るので、給気口の近くはひんやりします。

第1種は、入れるのも出すのも機械で行う方式です。多くは熱交換型で、出ていく空気の温度を入ってくる空気に移してから室内に送ります。外気を本体に集めてから配るので、本体に目の細かいフィルターを入れられます。PM2.5対応のフィルターを選べるのは、基本的に第1種のほうです。

筑豊で「外の空気をそのまま入れる」と何が起きるか

春先、車のボンネットがうっすら黄色くなる日があります。あの黄砂の日に第3種の家では、給気口のフィルターがひと月で茶色くなることも珍しくありません。フィルターが目詰まりすると風量が落ちて、今度は換気そのものが足りなくなります。

秋は見落とされがちです。9月から10月はブタクサやヨモギの花粉が飛びますし、10月から11月にかけては田んぼの多い地区で夕方に煙のにおいがすることがあります。嘉麻市や田川市の郊外、飯塚市でも筑穂・庄内・頴田のあたりで土地を探している方からは「窓を閉めていても煙のにおいが入ってきた」という話を聞きます。第3種は家の中が少し負圧になって給気口から空気を吸い込む仕組みなので、においも一緒に入ってきます。

もうひとつは冬の寒さです。飯塚市の1月の平均最低気温は1.0℃ほどで、福岡市より2℃以上低くなります。第3種の給気口から1℃の外気が入ってくると、寒いからと給気口を閉めてしまう方が出てきます。閉めると結露とカビにつながるので、これは梅雨の湿気対策の記事でも書いた通り、避けたい使い方です。

第1種・第3種の費用と電気代|30坪の新築での目安

金額は建物の大きさやメーカーでかなり変わるので、30坪前後の2階建てでのおおよその幅として見てください。

  • ●第3種(ダクトなし):本体・給気口・工事で20万〜40万円ほど。電気代は月100〜300円程度
  • ●第1種(ダクト式・熱交換型):80万〜130万円ほど。電気代は月300〜600円程度
  • ●フィルター代:第3種は給気口用で年に数千円、第1種は本体用で年5,000〜15,000円ほど
  • ●ダクトの点検・清掃:第1種は10年前後で一度見ておきたい(数万円)

差額は60万〜90万円前後です。熱交換で冬の暖房がいくらか楽になりますが、電気代だけで元を取るのは筑豊の気候では難しいと考えておいたほうが正直です。第1種を選ぶ理由は光熱費よりも、フィルターを通した空気と、給気口まわりの寒さがないことのほうにあります。

2026年は、みらいエコ住宅2026の「GX志向型住宅」を狙う方も増えています。断熱等性能等級6以上に加えて、一次エネルギー消費量を35%以上減らす条件があり、その計算には換気設備も入ります。熱交換型の第1種は計算上有利に働くことが多いので、補助金を狙うなら断熱等級と換気はセットで決めてください。等級ごとの費用差は、断熱等級の記事にまとめています。

判断の目安:家族に花粉症・ぜんそく・アレルギーのある方がいる、土地が国道沿いや田んぼの隣、断熱等級6以上を狙う、のどれかに当てはまれば第1種を優先して考える価値があります。郊外の住宅地で周りに田んぼや幹線道路がなく、予算を内装や設備に回したいなら、第3種でも十分に快適な家になります。

換気で失敗しやすい間取りと給気口の位置

方式より先に、図面の段階で見ておいてほしい失敗例があります。どれも実際の相談で出てきたものです。

ひとつ目は、給気口が駐車場の真上にあるケースです。筑豊は車2台・3台が当たり前なので、家の正面が駐車場になりやすいのですが、朝のアイドリングや暖機運転の排ガスをそのまま吸い込む位置に給気口が付いていることがあります。第3種なら給気口、第1種なら外気の取り入れ口を、駐車場や隣家のエアコン室外機、給湯器の排気口から離すだけで、においの相談はかなり減ります。

ふたつ目は、第1種の本体を天井裏に置いてしまうケースです。フィルター交換は2〜3か月に一度なので、脚立で天井の点検口を開けないと届かない場所だと、だんだんやらなくなります。2階の納戸や収納の中に本体を置いて、立ったままフィルターを抜けるようにしておくと、10年後、20年後も続けられます。

みっつ目は、第3種の家でレンジフードを強で回すと玄関ドアが重くなる、という話です。家の中の空気が一気に引かれて負圧が強くなるためで、気密の高い家ほど起きます。キッチンの近くに給気口を足すか、レンジフードと連動して開く給気口を付ければ防げます。

室内干しをするご家庭なら、換気の排気口と洗濯物を干す場所の位置関係も大事です。湿気を効率よく外に出す配置は、ランドリールームの記事で詳しく紹介しています。

すでに住んでいる家の換気が気になる方へ|点検と交換の費用

新築ではなく、築10年、20年の家で「換気扇がうるさい」「給気口が真っ黒」という方もいると思います。第3種の換気扇本体の交換なら1台あたり数万円から、給気口を高性能フィルター付きのものに替えるのも1か所数千円からできます。第1種を後から入れるのはダクトの通り道の問題で大がかりになりやすいので、まずは今の換気扇が動いているか、給気口が開いているかを確認するところから始めてください。点検の時期の目安は、住宅点検の記事でまとめています。

まとめ|飯塚市の換気計画は「土地のまわり」を見てから決める

第1種と第3種は、どちらが正解というより、土地のまわりと家族で決まります。国道沿いか、田んぼが近いか、花粉症の家族がいるか、断熱等級をどこまで上げるか。この4つを並べると、飯塚市・嘉麻市・田川市・直方市のどのエリアでも、答えはだいたい見えてきます。方式が決まったら、給気口と本体の位置を図面の上で一緒に確認していきましょう。家づくりの流れのどこで換気を決めるかは、家づくりの流れのページもあわせてご覧ください。

「うちの土地なら第1種と第3種どっちか」を知りたい方は、土地の住所か地図アプリのスクリーンショットと、今ある間取り案(手書きでも図面の写真でも構いません)をLINEで送ってください。ご家族に花粉症やアレルギーの方がいるかも一言添えていただければ、方式ごとの概算費用の差と、給気口・本体を置く場所の案をお返しします。土地のまわりの田んぼや道路、隣家の室外機の位置は現地で見るのが一番早いので、飯塚市・嘉麻市・田川市・直方市なら現地調査は無料でお伺いします。施工事例を見ながらのリフォーム相談・新築相談も受け付けています。

お電話でのご相談 0948-22-0843
#換気#第1種換気#第3種換気#黄砂#花粉#飯塚市

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