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飯塚市で自然素材の家を建てたら手入れ費用はいくら?|無垢床・漆喰・ウッドデッキの10年分を正直に計算した結果と、筑豊の湿気で傷みやすい場所
家づくり

飯塚市で自然素材の家を建てたら手入れ費用はいくら?|無垢床・漆喰・ウッドデッキの10年分を正直に計算した結果と、筑豊の湿気で傷みやすい場所

この記事のポイント

  • ●30坪前後の家で無垢床約50平方メートル・LDKの漆喰・10平方メートルのウッドデッキの場合、10年分の手入れ費用は自分でやれば約5万〜11万円、業者に任せると約35万〜58万円です。
  • ●10年分の手入れ費用でいちばん大きいのはウッドデッキの塗り直しで、業者に頼むと1回5万〜8万円かかります。室内の無垢床と漆喰の手入れは、普通のクロスと複合フローリングの家と大きくは変わりません。
  • ●気象庁の飯塚の平年値では年平均相対湿度が75%、7月80%・1月72%。冬に無垢床のすき間や漆喰の細いひびが出ても、最初の1年は様子を見てかまいません。
  • ●筑豊の家で傷みやすいのは、洗面所とキッチン前の無垢床、石油ファンヒーターの前、南・西の窓の前、ウッドデッキの北側と足元の4か所です。

こんにちは、リベラルホームです。この記事は、飯塚市や嘉麻市・田川市・直方市で注文住宅を考えていて、無垢の床や漆喰の壁に惹かれているけれど「建てたあとの手入れにいくらかかるのか」が気になって決めきれない方に向けて書いています。打ち合わせで一番よく聞かれるのが「結局、普通の家より維持費は高くなるんですか?」という質問です。

筑豊は夏の湿気が強く、冬は石油ファンヒーターやエアコンで室内がよく乾きます。木と塗り壁はこの湿度の上下に反応する素材なので、同じ無垢床でも福岡市内のマンションと飯塚の一戸建てでは傷み方が少し違います。読み終えるころには、無垢床・漆喰・ウッドデッキの10年分の手入れ費用がどれくらいか、どこに使ってどこは避けた方がいいかを判断できるようにしています。

飯塚市の湿度は1年で大きく動く|無垢床と漆喰が「冬に縮んで夏に戻る」理由

気象庁の飯塚の平年値(1991〜2020年)では、年平均の相対湿度は75%。月別に見ると7月が80%、1月が72%です。外の数字だけでも差がありますが、冬の室内は暖房でさらに乾きます。無垢の床板は乾くと縮み、湿ると膨らむので、建てて最初の冬に板と板の間にすき間ができて「割れた?」と電話をいただくことがあります。多くは梅雨どきにまた閉じるので、1年はそのまま様子を見てもらっています。

漆喰も同じで、新築から半年〜1年のあいだに、柱や梁が乾いていく動きにつられて髪の毛くらいの細いひびが入ることがあります。当社では1年点検でこのひびを補修しています。2年目以降はほとんど増えないので、最初の1年は「家が落ち着いていく期間」だと思っておいてください。

無垢床・漆喰・ウッドデッキの手入れ費用|10年分を計算してみました

飯塚市で当社がよくお建てする30坪前後の家で、LDKと和室の床約50平方メートルを無垢、LDKの壁を漆喰、南側に10平方メートルのウッドデッキ(杉やヒノキなどのやわらかい木)という仕様を例に、当社の見積もりの幅から10年分を出してみます。

  • ●無垢床:ふだんは掃除機と乾拭き。年1回、自分でオイルやワックスを塗ると材料が1回3,000〜6,000円で、10年で約3万〜6万円。10年目に業者で表面を削って塗り直すなら、1平方メートルあたり3,000〜5,000円で約15万〜25万円
  • ●漆喰の壁:1年目のひびは点検で補修。その後の手あかや小さな欠けは、消しゴムや市販の補修材(1,000〜2,000円)で直せるので、10年で数千円〜1万円ほど
  • ●ウッドデッキ:2〜3年に1回の塗り直しが必要です。自分で塗れば塗料代1回5,000〜1万円で、10年で4回として約2万〜4万円。業者に頼むと1回5万〜8万円で、約20万〜32万円

合計すると、自分で手入れする家なら10年で約5万〜11万円、全部を業者に任せると約35万〜58万円です。並べてみてわかるのは、お金がかかるのは床でも壁でもなく、外にあるウッドデッキだということ。室内の無垢床と漆喰は、手入れを覚えてしまえば普通のクロスと複合フローリングの家と大きくは変わりません。差が出るのはお金より「年に1回、休みの日に半日かけられるか」の方です。

ウッドデッキを作るなら、最初に「自分で塗るか、業者に頼むか」を決めておくと計画がぶれません。塗る気がないなら、面積を小さくする、樹脂の人工木にする、土間タイルのテラスにする、のどれかにした方が10年後の出費は確実に減ります。

筑豊の家で自然素材が傷みやすい4か所|点検でよく見る失敗

1つ目は洗面所とキッチンの前の無垢床です。湿度の高い筑豊の洗面所は、お風呂上がりの湿気と足の水滴で床がいつも湿りがちで、2〜3年で板の継ぎ目が黒ずんでくることがあります。水がかかる場所だけはフロアタイルやクッションフロアに切り替える方が、見た目も手入れも長持ちします。

2つ目は石油ファンヒーターの前です。温風が同じ場所の床に毎日当たると、そこだけ極端に乾いて板が反ったり、すき間が広がったりします。冬にファンヒーターを使うご家庭では、床から少し離して置くか、置き場所に小さな敷物を敷くだけでもかなり違います。冬の暖房の選び方は、エアコン・石油ファンヒーター・床暖房を比べた記事にまとめています。

3つ目は南と西の掃き出し窓の前です。日が当たる無垢床は色が濃く変わっていくので、ラグや家具を何年も同じ場所に置くと、どけたときにそこだけ白く残ります。色の変化は無垢の良さでもありますが、気になる方は最初の1〜2年はラグの位置をときどき動かしてください。

4つ目はウッドデッキの北側の端と、地面に近い束(つか)の足元です。日が当たらず乾きにくいところから先に黒ずみ、塗り直しをさぼるとそこから腐りはじめます。春先は黄砂やほこりが表面に溜まるので、塗り直しの前にデッキブラシで水洗いしてから塗ると塗料ののりが変わります。

飯塚市で自然素材の家を建てるなら|全部に使わず、使う場所を決める

自然素材の家というと全部屋を無垢と漆喰でそろえたくなりますが、筑豊の暮らし方を見ていると、手ざわりを感じるLDKと寝室、和室にしぼって、水まわりと収納の中は手入れの楽な素材にする方が満足される方が多いです。予算の面でも、使う場所をしぼった分を断熱や窓に回せるので、冬の底冷えが強い飯塚ではそちらの方が暮らしの差になります。

床材の選び方は、床の張り替えと床下断熱の記事で、壁の素材ごとの向き不向きは、和室の壁リフォームの記事で詳しく書いています。実際に無垢床と漆喰で仕上げた家の雰囲気は施工事例のページで、打ち合わせのどの段階で素材を決めるかは家づくりの流れのページで見ていただけます。

よくある質問

Q. 飯塚市で無垢床の家を建てると、10年で手入れ費用はいくらかかりますか?

A. 床約50平方メートルなら、年1回自分でオイルやワックスを塗る場合は材料代で10年約3万〜6万円です。10年目に業者で表面を削って塗り直すと、1平方メートルあたり3,000〜5,000円で約15万〜25万円が目安です。

Q. 新築の無垢床に冬だけすき間ができるのは不具合ですか?

A. 多くは暖房で室内が乾いて板が縮んだもので、梅雨どきに閉じることがほとんどです。最初の1年は様子を見てください。石油ファンヒーターの温風が同じ場所に当たり続けると、反りやすき間が大きくなるので置き場所に注意します。

Q. ウッドデッキの塗り直しは何年ごとに必要ですか?

A. 杉やヒノキなどのやわらかい木なら2〜3年に1回が目安です。自分で塗れば塗料代1回5,000〜1万円、業者だと1回5万〜8万円です。塗る予定がなければ、面積を小さくするか人工木や土間タイルのテラスにする方が出費を抑えられます。

間取りの図面やプランがあれば、写真でかまいませんのでLINEで送ってください。「無垢にしたい部屋」「ウッドデッキを付けたいか」「冬の暖房は何を使う予定か」を一言添えていただければ、どこに自然素材を使うかの案と、クロス・複合フローリングにした場合との概算の差額をお返事します。まだ図面がない方は、土地や今の住まいの写真からでも大丈夫です。飯塚市・嘉麻市・田川市・直方市なら、現地調査と概算費用のお見積もりは無料です。

お電話でのご相談 0948-22-0843
#飯塚市#自然素材#無垢床#漆喰#ウッドデッキ#メンテナンス#筑豊

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