飯塚市・直方市・田川郡でリフォーム会社を選ぶとき、見積書で見るところ|「一式」の中身・保証書・職人の顔ぶれで失敗しない確かめ方
この記事のポイント
- ●リフォームの相見積もりは合計金額だけで比べず、「一式」の中身・処分費・開けてみて傷んでいた場合の補修の扱いをそろえてから比べます。
- ●飯塚市では、最初の見積もりが一番安かった浴室リフォームで、土台の補修と給湯管の引き直しが工事中に別料金で追加された例がありました。
- ●契約前に、工事の種類ごとの保証期間・保証の対象外になる条件・工事後の点検の時期を書面でもらえるか確かめます。
- ●訪問販売で結んだ契約は、特定商取引法により契約書面を受け取った日から8日以内ならクーリング・オフができます。
こんにちは、リベラルホームです。この記事は、飯塚市・直方市・田川郡、それに福智町や桂川町、宮若市あたりで、お風呂や外壁、屋根などのリフォームを考えていて、2〜3社から見積もりを取ろうとしている方に向けて書いています。見積書が手元にそろったとき、いちばん下の合計金額だけを比べて決めてしまう方が多いのですが、あとで「こんなはずじゃなかった」と相談に来られるのは、だいたいこのパターンです。
筑豊は築30〜40年の木造住宅が多く、床下や壁の中を開けてみないとわからない傷みを抱えた家がたくさんあります。だからこそ、最初の見積書に何が入っていて何が入っていないか、工事のあとに誰が来てくれるのかで、最終的に払う金額も住み心地も変わります。読み終えるころには、手元の見積書のどこに印をつけ、契約前に何を聞けば、金額以外の差が見えるかを判断できるようになります。
飯塚市の相見積もりで多い失敗|安い見積もりが最後に一番高くなった例
以前、飯塚市内のお客様から「浴室リフォームの見積もりを3社から取って、一番安い会社に頼んだら、工事中に追加が2回出た」というご相談を受けました。最初の見積書には「解体工事 一式」「設備工事 一式」としか書かれておらず、古いタイル浴室を壊したあとに出てきた土台の傷みの補修と、給湯管の引き直しが、どちらも別料金になっていたそうです。
タイル浴室の下の土台が湿気で傷んでいるのは、筑豊の古い家ではめずらしいことではありません。気象庁の飯塚観測所の平年値では年間の降水量が1813.4ミリあり、梅雨どきは床下が乾きにくい家も多いからです。ほかの会社の見積もりには、こうした補修が「開けてみて必要なら〇〇円」と最初から書かれていました。合計だけ見ると高く見えた会社のほうが、結果的には安く済んでいたわけです。
リフォームの見積書で「一式」の中身を確かめる方法
「一式」と書くこと自体は悪くありません。細かいビスや養生テープまで1つずつ書いていたら、見積書が何十枚にもなってしまいます。問題は、何が「一式」に含まれているのかを、聞いても答えられない場合です。見積書を受け取ったら、次のところに印をつけて、担当者に聞いてみてください。
- ●「一式」の行に、数量(何平方メートル、何メートル、何か所)が書けるものが混ざっていないか
- ●解体した古い浴槽や外壁材などの処分費が入っているか(産業廃棄物の処分は意外とかかります)
- ●開けてみて傷んでいた場合の補修が「別途」なのか、単価が先に書いてあるのか
- ●足場・養生・駐車場代・諸経費が、どの行に入っているか
- ●商品の品番やグレードが書いてあるか(「システムバス 一式」だけでは比べようがありません)
3社の見積書を横に並べて、この5つを同じ物差しにそろえてから合計を比べると、本当の差が見えてきます。飯塚市や直方市のように敷地の広い家が多いエリアでは、足場代が他の会社とくらべて大きく違うことはあまりありません。逆に処分費や「別途」の項目は、会社によって入れ方がばらばらです。
自分で読み解くのが難しいときは、公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターの「住まいるダイヤル」が、契約前の見積書を無料で見てくれる「リフォーム見積チェックサービス」をやっています。見積書を送ると、建築士の相談員が後日電話で、業者に確認すべき点を教えてくれます。
工事後の保証と点検|書面で残っているかで差がつく
リフォームの保証は、新築ほど決まった形がありません。「何かあったら連絡ください」と口で言われただけで、保証書が出ないこともあります。契約前に、次の3つを書面でもらえるか聞いてみてください。
- ●工事の種類ごとの保証期間(水まわりの設備はメーカー保証、取り付け工事は会社の保証、と分かれていることが多い)
- ●保証の対象外になる条件(自然災害、自分で手を加えた場合など)
- ●工事のあと、点検に来てくれる時期があるか、こちらから呼ぶ形か
筑豊は車で動くのが当たり前の地域なので、「何かあったときに1時間以内で来られる距離に会社があるか」も保証の一部だと考えてください。雨漏りや水漏れは、待っている間にも被害が広がります。外壁や屋根の工事なら、梅雨や台風のあとに一度見てもらえるかどうかで、小さな不具合を早く見つけられるかが変わります。
担当者と職人の見分け方|飯塚市・直方市・田川郡で確かめたい4つ
同じ金額でも、誰が現場に来て、誰が責任を持つのかは会社によって違います。他社の良し悪しではなく、施主のみなさんが自分で確かめられることを並べておきます。
- ●現地調査のとき、床下や天井裏、外壁の裏側まで見てから見積もりを出したか(見ずに出した見積もりは、あとで変わりやすい)
- ●工事中に現場を見る人と、見積もりを出した人が同じか、違うならどう引き継ぐのか
- ●職人が自社の大工か、協力業者か。協力業者でも問題はありませんが、何年いっしょにやっている職人かは聞いてかまいません
- ●地元でどのくらい続いている会社か、近所に施工したお宅があるか。施工事例のページや、Googleの口コミで実際の家が見られるか
もうひとつ、建設業法では税込500万円以上のリフォームを請け負うには建設業許可が要ります。逆に言うと、500万円未満の工事は許可がない会社でも請け負えます。許可の有無だけで良い会社かどうかは決まりませんが、大きな工事を頼むときは見積書や名刺に許可番号があるかを見ておくと安心です。
訪問販売のリフォームで急かされたときの断り方と、クーリング・オフ
「近くで工事をしていて、お宅の屋根がずれているのが見えた」と突然訪ねてくる業者の相談は、筑豊でも毎年あります。その場で契約を迫られても、写真を撮らせてもらって「家族と相談します」と言えば十分です。特定商取引法では、訪問販売で結んだ契約は、契約書面を受け取った日から8日以内ならクーリング・オフ(無条件での解約)ができます。屋根に上がって見てもらう前に、地元の会社にも同じ箇所を見てもらってください。
リフォーム会社に見積もりを頼む前に準備しておくもの
相見積もりをうまく比べるコツは、どの会社にも同じ条件を伝えることです。困っている場所の写真、家を建てた年(わかれば図面)、予算の上限、いつまでに終えたいか、の4つをメモにして渡すと、見積書の中身がそろいやすくなります。窓や断熱、耐震、浄化槽などは国や飯塚市の補助金が使える場合があり、申請は契約や着工の前が原則なので、補助金を使いたいことも最初に伝えておいてください。制度ごとの条件は、当社のブログのリフォーム補助金の記事にまとめています。
新築で工務店を探している方は、家づくりの流れや工務店の選び方の記事も合わせて読んでみてください。考え方の土台は、リフォーム会社選びと同じです。
よくある質問
Q. リフォームの見積書に「一式」とあるのは怪しいですか?
A. 「一式」自体は悪くありません。何が含まれているかを聞いて答えられるか、数量が書ける項目が混ざっていないか、処分費や開けてみて傷んでいた場合の補修が入っているかを確かめてください。
Q. リフォーム会社の見積書を第三者にチェックしてもらえますか?
A. 住宅リフォーム・紛争処理支援センターの「住まいるダイヤル」に、契約前の見積書を無料で見てもらえるリフォーム見積チェックサービスがあります。見積書を送ると、建築士の相談員が後日電話で確認すべき点を助言します。
Q. 飯塚市でリフォーム会社を選ぶとき、保証は何を確認すればいいですか?
A. 工事の種類ごとの保証期間、保証の対象外になる条件、工事後に点検に来てくれる時期の3つを書面でもらえるかを聞いてください。車社会の筑豊では、何かあったときにすぐ来られる距離に会社があるかも見ておくと安心です。
他社の見積書でもかまいません。写真に撮ってLINEで送っていただければ、「一式」の中身や抜けていそうな項目を印をつけてお返しします。飯塚市・直方市・田川郡の現地調査は無料で、床下まで見てから概算費用を出します。
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