飯塚市の庭の草取りがつらくなったら|防草シート・砂利・土間コンの費用を60平方メートルで計算した結果と、3年で草が戻った失敗例
この記事のポイント
- ●飯塚市でよくある60平方メートル前後の庭なら、防草シート+砂利は約24万〜36万円、土間コンクリートは約60万〜85万円、人工芝は約42万〜60万円が目安です。
- ●気象庁の平年値で飯塚の年降水量は約1,810ミリ、6〜7月だけで約630ミリ。元田畑の造成地ではスギナやチガヤの根が深く、上だけむしっても1〜2週間で戻ります。
- ●3年で草が戻る原因は、薄いシートと2〜3センチの砂利、ブロック際や雨水桝まわりのシートの隙間、全面コンクリートで水の逃げ道がないことの3つが多いです。
- ●工事は草の勢いが落ちる10月から冬が向いています。土間コンクリートは凍結を避けて11月〜12月前半か2月後半以降に打つ段取りにします。
こんにちは、リベラルホームです。この記事は、飯塚市や嘉麻市・田川市・直方市で、築20〜40年の家の庭の草取りが年々しんどくなってきた方と、離れて暮らす親の家の庭が気になっている30〜40代の方に向けて書いています。夏の終わりに「今年はもう無理だった」と相談に来られる方が、10月に入ってから急に増えました。
筑豊の家は、60〜80坪の土地に建っていることが多く、庭や家まわりの土の部分が福岡市内の家より広くなりがちです。そこに雨の多さと、田畑を造成した土地の肥えた土が重なるので、草の勢いが違います。読み終えるころには、自分の庭に防草工事をするといくらかかるのか、どこで失敗しやすいのか、いつ工事するのがいいのかを判断できるようにしています。
飯塚市の庭は草が伸びるのが早い|雨の量と、元田畑の土
気象庁の平年値(1991〜2020年)で、飯塚の年降水量はおよそ1,810ミリ。そのうち6月が約280ミリ、7月が約350ミリで、合わせて約630ミリ。梅雨の2か月だけで1年の3分の1近くが降ります。雨が続いて草取りに出られない間に、草はひと回りもふた回りも大きくなる。梅雨明けに庭を見てため息をつく、というのは筑豊ではよく聞く話です。
もう一つは土です。穂波や庄内、嘉麻市の郊外など、昔の田んぼや畑を埋めて造成した住宅地は、表面の下にまだ地力が残っています。現場で多いのはスギナとチガヤで、どちらも地下に根を長く伸ばすので、上だけむしっても1〜2週間で同じ場所から出てきます。草取りがつらいのは体力のせいではなく、相手が強いからです。
防草工事の費用はいくら?|60平方メートルの庭で計算してみました
飯塚市の一戸建てでよく見る「家の南側の庭と、建物の東西の通路」を合わせると、だいたい60平方メートル前後になります。この面積で、当社が実際にお出ししている見積もりの幅から目安を出してみます。
- ●防草シート+砂利:1平方メートルあたり4,000〜6,000円で、60平方メートルなら約24万〜36万円。草の根取りと整地、厚手のシート、砂利を厚さ5センチ前後まで含んだ金額です
- ●土間コンクリート:1平方メートルあたり8,000〜12,000円に、土の鋤取り(すきとり)と残土処分が乗ります。60平方メートルなら約60万〜85万円
- ●人工芝(下に防草シートを敷く施工):1平方メートルあたり7,000〜10,000円で、約42万〜60万円。芝の葉の長さと密度で値段が変わります
では草取りの手間はどれくらいか。5月から10月まで月2回、1回2時間の草取りをしているとすると、1年で24時間です。10年続ければ240時間。真夏の炎天下でこれを続けることを考えると、防草シートと砂利の30万円前後は、決して高い買い物ではないとお話ししています。ただ、10年後もまだ草取りができる体力があるか、親の家なら誰が通うのか、そこまで含めて考えてください。
見積もりを見比べるときは、1平方メートルあたりの金額より「根取りと整地が入っているか」「シートの品名と砂利の厚み」が書いてあるかを確認してください。ここが書かれていない見積もりは、安くても後で草が戻りやすいです。
3年で草が戻った失敗例|防草シート・砂利・土間コンで多い3つ
1つ目は、ホームセンターで売っている薄い防草シートを自分で敷いて、砂利を2〜3センチだけ乗せた庭です。直方市のお宅で見たケースでは、3年目の春にスギナがシートを突き抜けて、砂利の間から一面に出ていました。砂利が薄いとシートに日が当たって傷みが早く、上に溜まった土ぼこりや黄砂に草の種が落ちて、シートの上でも根を張ります。やり直しは、砂利をいったんどけてシートを張り替えるので、最初から厚手でやるより高くつきました。
2つ目は、シートの「端」です。境界ブロックの際、雨水桝のまわり、エアコン室外機の足元、物置の裏。ここでシートを切りっぱなしにして隙間が残ると、草はそこから必ず出てきます。施工直後はきれいでも、2年目に「縁だけ草が生える庭」になっていたら、端の処理を疑ってください。
3つ目は、全部を土間コンクリートで固めて、水の逃げ道を作らなかった例です。勾配が足りず、梅雨どきに玄関前に水たまりが残る。西側まで固めたら夏の照り返しで部屋が暑くなった。お隣に雨水が流れていって気まずくなった、という話もあります。コンクリートは草の心配がほぼなくなる代わりに、雨の多い飯塚では「水をどこへ流すか」を先に決めておかないと、別の困りごとに変わります。
工事は秋から冬のうちに|筑豊で春の芽吹き前に済ませる段取り
防草工事にいちばん向いているのは、草の勢いが落ちる10月から冬にかけてです。地上部が枯れていると根の位置が見やすく、スギナやチガヤの根を掘り取る作業がはかどります。春に芽が出てからだと、草を刈って根を取ってとやることが増え、工事の日数も費用も膨らみます。
土間コンクリートを打つ場合は、真冬の冷え込む時期を避けて段取りを組みます。気象庁の平年値で飯塚の1月の平均最低気温は1.0℃。打ったばかりのコンクリートが凍ると表面が傷むので、11月から12月前半、または2月後半以降に打つように工程を組むことが多いです。秋のうちに相談いただければ、春の草が出る前に終わらせられます。
- ●10〜11月:庭の写真と面積の確認、現地調査、見積もり
- ●11〜12月前半:草の根取り、整地、土間コンクリート打設
- ●12月〜2月:防草シートと砂利、人工芝の施工(天気が良ければ冬でも進められます)
全部を固めなくていい|飯塚市の家で「残す庭」と「手放す庭」の線引き
相談を受けていて思うのは、草取りに疲れた方ほど「もう全部コンクリートでいい」とおっしゃることです。気持ちはわかりますが、10年住むことを考えると、全部固めるのが正解とは限りません。お孫さんが遊ぶ場所、家庭菜園を続けたい一角、窓から見える木が1本あるなら、そこは残して、それ以外を手放すくらいがちょうどいいと感じます。
目安にしているのは「人が歩く場所と車が乗る場所は固める」「建物の東西や北側の通路のように、誰も眺めない場所は防草シートと砂利」「眺めたい場所と手入れを楽しめる面積だけ土や芝で残す」の3つです。車社会の筑豊では、数年後に子どもが車を持って駐車場を増やすこともあるので、その予定がある場所は砂利で置いておくと後からコンクリートにしやすいです。新築時の外構の考え方は、外構・駐車場の費用の記事でもまとめています。
庭の傷みは、雨樋や外壁と同じで、気づいたときに手を打つほど安く済みます。家まわりの点検の時期は、1年目・5年目・10年目の点検の記事に、親の家を見るときのポイントは、お盆の帰省で実家を見る記事に書いています。当社がこれまでに手がけた外構やリフォームの様子は、施工事例のページからご覧ください。
よくある質問
Q. 飯塚市で庭60平方メートルに防草シートと砂利を敷くといくらですか?
A. 1平方メートルあたり4,000〜6,000円で、約24万〜36万円が目安です。草の根取りと整地、厚手のシート、厚さ5センチ前後の砂利まで含んだ金額です。見積もりでは根取りの有無とシートの品名、砂利の厚みが書かれているかを確認してください。
Q. 防草シートを敷いたのに草が生えてくるのはなぜですか?
A. シートが薄い、砂利が2〜3センチと薄くシートが日に当たって傷んだ、ブロックの際や雨水桝のまわりに隙間がある、のどれかが多いです。シートの上に溜まった土ぼこりや黄砂に種が落ちて根を張ることもあります。
Q. 庭の防草工事はいつやるのがいいですか?
A. 草の勢いが落ちる10月から冬にかけてが向いています。根の位置が見やすく、スギナやチガヤの根を取りやすいからです。土間コンクリートは真冬の凍結を避けて、11月〜12月前半か2月後半以降に打つように段取りします。
庭全体が写る写真を2〜3枚と、草がいちばんひどい場所のアップを、スマホで撮ってLINEで送ってください。「だいたい何坪の土地か」「車は何台か」「残したい場所はあるか」を一言添えていただければ、防草シート+砂利・土間コンクリート・人工芝のどれをどこに使うかの案と、概算費用をお返事します。飯塚市・嘉麻市・田川市・直方市なら、面積を測って水の流れを見る現地調査は無料です。春の草が出る前に終わらせるなら、11月中のご相談がちょうどいい時期です。
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