LIBERAL HOME
飯塚市の築10年を過ぎた家、シロアリ対策は切れていませんか|冬の床下点検で見つかった実例と、防蟻の再処理費用
リフォーム

飯塚市の築10年を過ぎた家、シロアリ対策は切れていませんか|冬の床下点検で見つかった実例と、防蟻の再処理費用

この記事のポイント

  • ●新築時の防蟻処理は時間とともに効き目が落ち、保証も5年で区切られているのがふつうです。築10年の家は、何もしていなければ5年ほど無防備な状態です。
  • ●飯塚市の床下点検では、洗面所の床のふかつきから見つかった蟻道や、タイル浴室の脇で柔らかくなった土台など、住んでいる方が気づかないうちに進んだ例がありました。
  • ●当社の見積もりの幅では、床下に潜れる30坪前後の家の予防的な再処理はざっくり15万〜25万円です。潜れない場所があると手間が増えて高くなります。
  • ●点検は11月から2月ごろが向いています。春の羽アリの前に再処理を済ませられ、床下断熱や給水管の水漏れも同じ点検で見られます。

こんにちは、リベラルホームです。この記事は、飯塚市や嘉麻市・田川市・直方市で、建ててから10年以上たった家にお住まいの方と、築30年を超えた実家を気にかけている30〜40代の方に向けて書いています。床下点検のご依頼を受けて潜ってみると、「新築のときにシロアリの薬はまいてもらったから大丈夫」と思っていたお宅ほど、その薬の保証がとっくに切れていることがよくあります。

筑豊は雨が多く、田んぼや畑を造成した住宅地も多いので、床下が乾きにくい家が少なくありません。シロアリにとっては住みやすい条件がそろっています。読み終えるころには、自分の家の防蟻処理がいつ切れたのか、床下のどこを見れば被害の有無がわかるのか、再処理にいくらかかるのかを判断できるはずです。

新築時のシロアリ対策は、多くの家で5年で切れています

木造住宅では、建築基準法施行令の第49条で、柱や土台などのうち地面から1メートル以内の部分に防腐の措置をとり、必要に応じてシロアリ対策もするように決められています。そのため新築のときには、土台や柱の下のほうと、床下の土やコンクリートに防蟻剤を処理するのが一般的です。

ここで知っておいてほしいのが、その薬は永久には効かないということです。いま使われている防蟻剤は、人やペットへの影響を抑えるかわりに、時間がたつと効き目が落ちていくものがほとんどで、施工した会社の保証も5年で区切っているのがふつうです。つまり築10年の家は、何もしていなければ5年ほど「無防備」で過ごしていることになります。保証書が手元にあれば、施工日と保証期間をいちど見てみてください。

保証書が見つからないときは、家を建てた会社か、引き渡し書類の中の「防蟻処理」の欄を探してみてください。それもわからなければ「築年数から5年を引いた年数だけ切れている」と考えておくのが安全です。

飯塚市の床下点検で実際に見つかったもの|3つの実例

1つ目は、飯塚市内の築18年の2階建てです。ご相談のきっかけは「洗面所の床が少しふかふかする」でした。点検口から床下に入ると、洗面台の下あたりの束(床を支える短い柱)に、土でできた細い管が這い上がっていました。これが蟻道(ぎどう)と呼ばれるシロアリの通り道です。食害は束の根元と大引きの一部で止まっていて、部材の補強と防蟻の再処理で済みました。

2つ目は、嘉麻市の築35年の平屋です。タイル張りのお風呂の脇の土台が、指で押すとへこむほど柔らかくなっていました。古いタイルの浴室は目地のひびから少しずつ水が回り、土台が湿ったままになりやすいので、シロアリと腐れがセットで出てきます。この家は浴室をユニットバスに替える工事と一緒に、土台の入れ替えと再処理をしました。

3つ目は、直方市の築12年の家で、被害はありませんでした。ただ、勝手口の外に積んであった古い木材と段ボールの下に、シロアリが集まっていました。家の外まで来ているということです。木材を片付けて、基礎のまわりの点検と再処理をして、点検の時期を決めておくことにしました。

どれも、住んでいる方が「シロアリかも」と気づいてからの相談ではなく、別の不具合や「そろそろ見ておこうか」がきっかけでした。シロアリは床下や壁の中で静かに進むので、表に出てきたときには工事が大きくなっていることが多いです。

筑豊の家がシロアリに狙われやすい理由|雨・湿気・古い家のつくり

気象庁の飯塚観測所の平年値(1991〜2020年)では、年降水量はおよそ1,810ミリです。梅雨どきにまとまって降るうえ、遠賀川沿いの低い土地や、田畑を埋めた造成地では地面の水が抜けにくく、床下の土がいつも湿っている家があります。シロアリは乾燥が苦手で、湿った木を好むので、この条件はそのまま被害の起きやすさにつながります。

築30年を超えた家には、土のままの床下や、換気口の少ない基礎も残っています。物置や植木鉢、薪、使わなくなった木の家具を家の外壁ぞいに置いているお宅も、車社会で庭や敷地が広い筑豊ではよく見かけます。外に置いた木がシロアリの「足がかり」になって、そこから基礎を伝って上がってくることがあります。

  • ●春(4〜5月ごろ)の昼間、家の中や窓ぎわに羽アリがまとまって出た
  • ●基礎のコンクリートの表面に、土でできた細い筋が付いている
  • ●洗面所・浴室・台所・玄関の床が、歩くとふかふかする
  • ●柱や敷居を軽くたたくと、中が空っぽのような軽い音がする
  • ●外壁ぞいに木材・段ボール・植木鉢を長く置いたままにしている

1つでも当てはまれば、床下を一度見ておいたほうがいい家です。羽アリを見かけても、殺虫スプレーで済ませてしまう方が多いのですが、羽アリが出たということは近くに巣があるという合図です。

防蟻の再処理の費用は?|床下に潜れるかで変わります

再処理の費用は、1階の床面積と、床下に人が潜れるかどうかでほぼ決まります。当社でお出ししている見積もりの幅でいうと、床下に潜れる30坪前後の家の予防的な再処理で、ざっくり15万〜25万円です。床下が低くて潜れない場所があると、床の一部をはがしたり、基礎の外から薬を入れたりする手間が増えて、そのぶん高くなります。

費用が大きく変わるのは、被害が見つかったときです。束や大引きの交換で済めば数万円〜十数万円の追加ですが、浴室まわりの土台まで傷んでいると、床や壁をはがして入れ替える工事になり、浴室リフォームと同じくらいの規模になることもあります。5年ごとの再処理の費用と、被害が出てからの工事費を並べてみると、予防のほうが安く済むことがほとんどです。

見積もりを比べるときは、総額だけでなく「処理する範囲(床下全体か、水まわりだけか)」「使う薬剤の名前」「保証の年数と、保証期間中の点検の有無」が書いてあるかを確認してください。訪問販売で「今日契約すれば安くする」と言われた場合は、その場で決めずに一度ほかの会社にも見てもらうことをおすすめします。

床下点検は冬のうちに|春の羽アリの前に段取りを済ませる理由

シロアリの話は春や梅雨の時期に増えますが、点検そのものは11月から2月ごろがやりやすい季節です。床下の湿気が落ち着いて作業がしやすく、春の羽アリの時期より前に、再処理や補修を済ませておけるからです。

冬に床下へ入ると、シロアリ以外のことも一緒に見られます。床下の断熱材が落ちていないか、給水管や給湯管に水漏れがないか、基礎にひび割れがないか。「床が冷たい」「床がきしむ」といった冬の悩みの原因が、同じ点検で見つかることもよくあります。年末に親戚が集まる前に、実家の床下だけでも見ておく、という方もいらっしゃいます。

家全体の点検の時期については、1年目・5年目・10年目の点検の記事に、床の冷えや床下断熱については床の張り替えと床下断熱の記事に、タイルのお風呂の土台については浴室リフォームの記事に詳しく書いています。当社が手がけた床や水まわりの直し方は施工事例のページでも見ていただけますし、建て替えも含めて迷っている方はリフォーム相談の窓口からどうぞ。

よくある質問

Q. 飯塚市でシロアリの再処理をするといくらかかりますか?

A. 床下に潜れる30坪前後の家の予防的な再処理で、ざっくり15万〜25万円が当社の見積もりの幅です。床下が低くて潜れない場所があると手間が増えて高くなり、被害が見つかれば束や大引き、土台の補修費が加わります。

Q. 新築のときにシロアリ対策をしていれば、もう大丈夫ですか?

A. いま使われている防蟻剤は時間とともに効き目が落ちるものがほとんどで、保証も5年で区切っているのがふつうです。保証書で施工日と保証期間を確認し、切れていれば点検と再処理を考えてください。

Q. シロアリの床下点検はいつやるのがいいですか?

A. 11月から2月ごろが向いています。床下の作業がしやすく、春の羽アリの時期より前に再処理や補修を終えられるからです。同じ点検で床下断熱の落ちや給水管の水漏れも確認できます。

まずは防蟻処理の保証書(無ければ築年数)と、床下点検口の場所がわかる写真、気になる床や羽アリの写真をLINEで送ってください。写真を見て、床下点検が必要かどうかと、再処理をする場合の概算費用をお返事します。点検が必要な場合は、飯塚市・嘉麻市・田川市・直方市なら現地での床下点検は無料で、潜った床下の写真をその場でお見せしながら説明します。

お電話でのご相談 0948-22-0843
#飯塚市#シロアリ#防蟻処理#床下点検#メンテナンス#筑豊

関連記事

対応エリア:飯塚市・田川市・嘉麻市・直方市・桂川町・小竹町・宮若市・福智町ほか筑豊エリア全域・福岡市・北九州市