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福岡市で建てるか、飯塚市で建てるか|土地代の差は約10倍。通勤時間・車2台・冬の寒さまで入れた筑豊の家づくり総額比較
飯塚の暮らし

福岡市で建てるか、飯塚市で建てるか|土地代の差は約10倍。通勤時間・車2台・冬の寒さまで入れた筑豊の家づくり総額比較

この記事のポイント

  • ●2026年9月の基準地価で福岡市の住宅地平均は坪約76万円、飯塚市の住宅地平均は坪7万円台で、約10倍の差があるとされています。
  • ●福岡市郊外で40坪の土地を坪50万円で買うと2,000万円、飯塚市で60坪を坪8万円で買うと480万円で、土地だけで1,500万円ほどの差が出ます。
  • ●車の2台目は軽自動車でも税金・保険・車検・ガソリンで年に30万円前後かかり、35年なら1,000万円近くになる計算です。
  • ●JR福北ゆたか線なら新飯塚駅から博多駅まで快速でおおむね40分前後、直方駅からは45分から50分ほどで通勤できるとされています。

こんにちは、リベラルホームです。この記事は、福岡市内で働いていて「市内で土地を探したけれど予算に合わない。飯塚や直方まで広げるべきか」と迷っているご夫婦に向けて書いています。最近は福岡市内のマンションや土地の値上がりを見て、筑豊エリアに目を向ける方からのご相談が目に見えて増えました。

ただ、土地が安いぶん、筑豊には車の台数や通勤時間、冬の寒さといった別のお金と時間がかかります。土地代だけ見て決めると、住んでから「思ったより浮かなかった」となりがちです。読み終えるころには、土地代の差をどこに回せばいいか、逆にどんな人は福岡市内に残ったほうがいいかを、ご自分の家計で判断できるようにしています。

飯塚市と福岡市の土地の坪単価|2026年基準地価で約10倍の差

2026年9月に発表された基準地価では、福岡市の住宅地の平均は1坪あたり約76万円で、前年から5%以上上がっています。飯塚市の住宅地は平均で坪7万円台、上昇率は1%弱です。平均同士なので中央区のような高い地点も含まれていますが、それを差し引いても、桁がひとつ違うのが今の実情です。

わかりやすく、仮の数字で比べてみます。福岡市の東区や南区の郊外で40坪の土地を坪50万円で買うと2,000万円。飯塚市で60坪を坪8万円で買うと480万円です。土地だけで1,500万円ほどの差が出ますし、筑豊なら駐車場を3台分とっても庭が残る広さになります。嘉麻市や田川市まで広げると、坪5万円を切る分譲地も珍しくありません。

坪単価は同じ市内でも駅や幹線道路からの距離で倍ほど変わります。新飯塚駅や直方駅の徒歩圏と、車でしか行けない地区とでは別物と考えてください。

筑豊から福岡市への通勤時間|電車と八木山バイパスの実感

福岡市への通勤で一番使われているのはJR福北ゆたか線です。新飯塚駅から博多駅までは快速でおおむね40分前後、直方駅からだと45分から50分ほど。座れれば本を読んだりスマホで仕事を片づけたりできる時間なので、市内で満員のバスに30分乗るより楽だという方もいます。

車なら八木山バイパスを通って飯塚から福岡市東部まで40分から50分ほどです。ただ朝の篠栗方面は混みますし、雨の日や事故があると1時間を超えることもあります。田川市から博多へ電車で出る場合は乗り換えがあって1時間以上、嘉麻市は鉄道の駅が近くにない地区が多いので、まず飯塚の駅まで車で出る形になります。片道の時間は、実際の出勤時刻に一度走ってみてから決めるのが一番確実です。

土地代の差で失敗しないために|筑豊で増える3つの出費

1,500万円浮いたとしても、全部が手元に残るわけではありません。筑豊に住むと増えやすいお金が3つあります。

  • ●車の2台目:飯塚市周辺は夫婦でそれぞれ車がないと買い物も保育園の送り迎えも回りません。軽自動車でも税金・保険・車検・ガソリンで年に30万円前後は見ておきます。35年なら1,000万円近くになる計算です。
  • ●冬の暖房費:飯塚市は盆地なので、冬の朝は福岡市より2℃ほど低くなる日がよくあります。断熱が弱い家だと灯油代と電気代がはっきり増えます。
  • ●外構と駐車場:土地が広いぶん、コンクリートを打つ面積も増えます。車3台分の駐車場とアプローチで150万円から250万円かかることもあります。

ご相談に来られる方と一緒に計算すると、車と暖房の差だけで、土地代の差額の半分くらいは35年で消えていく、というケースが多いです。それでも半分は残りますし、毎月のローンの支払いが軽くなる効果は大きい。大事なのは、残ったお金を何に使うかです。

浮いたお金はどこに回す?|飯塚市で建てる人が選んでいる使い道

私たちが飯塚市や直方市で家を建てたお客様を見ていて、満足度が高いと感じる使い道は大きく3つです。ひとつ目は断熱です。断熱等級5から6に上げる費用は家の大きさにもよりますが100万円台のことが多く、冬の寒さを考えると筑豊ではまず回収できる投資です。ふたつ目は平屋。福岡市内では土地が狭くて平屋をあきらめた方が、筑豊なら30坪台の平屋を建てられます。三つ目は、借入額そのものを減らして、子どもの教育費や繰り上げ返済に残しておくことです。

逆に、土地が安いからと大きな家にしすぎると、固定資産税と冷暖房費が後からじわじわ効いてきます。4人家族なら延床30坪から35坪で十分という方がほとんどです。断熱等級ごとの費用差や光熱費の違いは、断熱等級の比較記事で詳しく書いていますので、あわせて読んでみてください。

筑豊の土地選びで見落としやすい点|炭鉱跡・浄化槽・水害

筑豊ならではの注意点もあります。昔の炭鉱の跡地に近い土地は、地盤調査の結果によって地盤改良に50万円から150万円ほどかかることがあります。下水道が来ていない地区では浄化槽の設置費が数十万円上乗せになりますし、遠賀川や支流の近くはハザードマップで浸水の深さを確認しておきたいところです。安い土地ほど、こうした追加費用がのっているかどうかを契約前に見ておく必要があります。

地盤や地区ごとの土地事情は、土地探しの相談でお客様と一緒に現地を回りながらお話ししています。新飯塚、穂波、庄内など飯塚市内の地区の違いは、地区選びの記事にもまとめています。

福岡市内に残ったほうがいい人、筑豊が向いている人

夫婦ともに天神や博多で毎日フルタイム出社、帰りが夜遅く、車は1台で済ませたいというご家庭は、福岡市内か粕屋町あたりで探したほうが暮らしは楽です。一方、どちらかが筑豊や北九州方面に勤めている、在宅勤務が週に何日かある、実家が近くにあって子育てを手伝ってもらえる、というご家庭は筑豊の良さがかなり生きます。車で20分圏内に実家があるかどうかは、共働きの子育てでは土地代以上に効いてくることがあります。

どちらが正解かはご家庭ごとに違います。だからこそ、土地代、通勤、車、暖房費をひとつの表に並べて、35年で比べてみるのがおすすめです。家づくりの流れや資金計画の立て方は、家づくりの流れのページで順番に紹介しています。

よくある質問

Q. 飯塚市と福岡市では土地の値段はどのくらい違いますか?

A. 2026年9月の基準地価で、福岡市の住宅地平均は坪約76万円、飯塚市の住宅地平均は坪7万円台で約10倍の差があります。40坪・60坪で仮に比べると、土地だけで1,500万円ほど差が出る計算です。

Q. 筑豊に住むと増える出費にはどんなものがありますか?

A. 夫婦で車が2台必要になりやすく、軽自動車でも税金・保険・車検・ガソリンで年30万円前後、35年で1,000万円近くになります。冬の暖房費や、車3台分の駐車場とアプローチで150万〜250万円かかる外構費も増えやすいです。

Q. 飯塚市から福岡市へ通勤する時間はどのくらいですか?

A. JR福北ゆたか線なら新飯塚駅から博多駅まで快速でおおむね40分前後です。車なら八木山バイパス経由で飯塚から福岡市東部まで40分から50分ほどで、雨の日や事故があると1時間を超えることもあります。

「福岡市内と飯塚市周辺、うちの場合はどちらが合うのか」を数字で比べたい方は、通勤先と通勤手段、今のお住まいの家賃、車の台数をLINEで送ってください。気になっている土地があれば、不動産サイトの画面のスクリーンショットも一緒にどうぞ。土地代、建物、外構、車の維持費まで入れた概算の比較表をお作りします。飯塚市・嘉麻市・田川市・直方市の土地なら、地盤や浸水のリスクを見に行く現地確認も無料です。実際に建てた家の広さや費用感は、施工事例のページでもご覧いただけます。

お電話でのご相談 0948-22-0843
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