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飯塚市で家を建てるならどの地区?|新飯塚・穂波・筑穂・庄内・頴田を「通勤先」と「土地価格の差」で選ぶ
飯塚の暮らし

飯塚市で家を建てるならどの地区?|新飯塚・穂波・筑穂・庄内・頴田を「通勤先」と「土地価格の差」で選ぶ

この記事のポイント

  • ●飯塚市の土地価格は地区で大きく異なり、新飯塚駅周辺が坪約14.8万円、筑前内野駅周辺は坪約2.4万円と5倍以上の差があります。
  • ●60坪の土地で比べると、坪15万円の地区では900万円、坪3.5万円の地区では約210万円で、差額は700万円近くになります。
  • ●飯塚市の子ども医療費助成は、入院が18歳の年度末まで1日500円(月7日まで)、通院が中学3年生までで市内どこでも同じです。
  • ●筑豊地域外から飯塚市に移住して家を建てる場合、移住者住宅取得奨励金として基本額100万円、子ども1人につき10万円が上乗せされます。

こんにちは、リベラルホームです。今回は「飯塚市のどこに建てるか」の話です。飯塚市で土地を探し始めたけれど、候補が市内のあちこちに散らばって決めきれない。福岡市や北九州市から戻ってきて、実家の近くにするか職場寄りにするかで迷っている。そういうご夫婦に読んでほしい記事です。

飯塚市は2006年に旧飯塚市と穂波・筑穂・庄内・頴田の4町が合併してできた市なので、同じ「飯塚市」でも中身がまるで違います。新飯塚駅のまわりと筑穂の山手では、土地の値段が5倍以上開きます。しかも筑豊は車がないと暮らせない土地で、どの地区を選ぶかで毎朝の通勤ルートがほぼ決まってしまう。この記事を読み終わるころには、通勤先・子どもの学校・予算の3つから、候補の地区を2つくらいまで絞れるはずです。

飯塚市の土地価格は地区でこれだけ違う|2026年の駅周辺の地価

まず数字から見てください。2026年の公示地価・基準地価を駅ごとに平均した値で、飯塚市内の駅はおおよそ次のとおりです。

  • ●新飯塚駅周辺:坪約14.8万円
  • ●飯塚駅周辺:坪約13.6万円
  • ●浦田駅周辺:坪約12.8万円
  • ●上三緒駅周辺:坪約5.5万円
  • ●天道駅周辺:坪約4.7万円
  • ●筑前庄内駅周辺:坪約3.6万円
  • ●上穂波駅周辺:坪約3.4万円
  • ●筑前内野駅周辺:坪約2.4万円

市全体の住宅地の平均は坪約8.8万円で、前の年より2%ほど上がっています。住宅地の地点で見ると、立岩で坪約12.8万円、片島で坪約12.2万円、二瀬の伊岐須で坪約9.6万円。これはあくまで公的な評価額なので、造成済みの分譲地の売り出し価格はもう少し高く出ます。それでも「駅に近い中心部」と「郊外」の差がどれくらいかをつかむには十分です。

差額を家に置き換えてみます。車3台分の駐車場を取れる60坪の土地なら、坪15万円の地区で900万円、坪3.5万円の地区で約210万円。700万円近く違います。この700万円があれば、断熱等級を上げて窓を全部樹脂サッシにし、さらに外構まで仕上げてもおつりが出る。郊外を選ぶ人が多いのは、この計算があるからです。

ただし、安い土地ほど「土地代以外」がかかることがあります。道路から高い・低い土地の造成や擁壁、水道の引き込み、下水道が来ていない地区の合併浄化槽。これだけで数十万〜150万円ほど乗ることもあるので、土地代だけを並べて比べないでください。浄化槽と補助金の話は、以前のトイレリフォームの記事で詳しく書いています。

通勤先で地区を決める|博多なら筑穂・穂波、北九州なら頴田、田川なら庄内

打ち合わせで「どこに勤めていますか」と最初に聞くのは、筑豊ではそれで候補がほぼ決まるからです。夫婦で通勤先が違う場合は、朝早く出るほうに寄せるとだいたいうまくいきます。

博多・福岡市方面なら、八木山バイパスに乗りやすい筑穂・穂波が第一候補です。篠栗IC〜筑穂IC間の5.7kmは2025年3月30日に4車線になり、同時に有料に戻りました。2026年6月にNEXCO西日本が出した1年後のまとめでは、ピーク時の所要時間が約10分短くなり、通行止めは16回から1回に、死傷事故は13件から1件に減っています。朝の渋滞で読めなかった到着時間が読めるようになったのは、実際に通っている方からもよく聞きます。ただ、毎日使うと通行料が家計に乗るので、住宅ローンの月々と一緒に計算に入れてください。筑穂IC〜穂波東ICの約7.6kmはまだ測量・設計の段階です。

電車で博多に出るなら、福北ゆたか線の新飯塚駅・飯塚駅・天道駅の近くが現実的です。筑穂を通る原田線の上穂波駅や筑前内野駅は本数が少ないので、電車通勤の前提にはしにくい。駅から徒歩圏の土地は高いので、「駅まで車で5分、駅前の月極駐車場」という組み立てにする方も多いです。

北九州・直方方面なら、頴田や鯰田のあたり。飯塚の北側から直方へ抜けるので、朝の新飯塚の混雑を通らずに済みます。田川方面に勤める方なら庄内が便利で、国道201号で田川へ出られます。飯塚病院など市の中心部に勤めていて夜勤がある方は、立岩・片島・二瀬あたりの「10分で職場に着く」距離を優先したほうが、長い目で見て楽です。

子どもの学校と暮らしで見る|医療費は市内どこでも同じ、差がつくのは通学距離

子育て支援は地区で差がつきません。飯塚市の子ども医療費助成は、入院が18歳になった年度末まで1日500円(月7日まで)、通院が中学3年生まで(小学生以上は月1,200円)で、市内どこに住んでも同じです。地区で違ってくるのは学校の規模と通学距離のほうです。

頴田には小学校と中学校が一緒になった「小中一貫校頴田校」があり、庄内も中学校区で小中一貫教育に取り組んでいます。9年間同じ顔ぶれで過ごせる安心感を喜ぶご家庭もあれば、もう少し人数の多い学校を選びたいご家庭もある。郊外の広い土地は、学校まで子どもの足で30分以上かかることもあるので、候補地から学校まで一度歩いてみてください。雨の日の送り迎えが続けられる距離かどうか、ここは地図より実際に歩いたほうが判断できます。

地区選びの失敗|値段だけで決めて後悔した3つのパターン

うちに相談に来られる方で「先に土地を買ってしまって」というケースは、だいたい次の3つに当てはまります。

  • ●安い土地を買ったら、道路より1m低くて盛り土と擁壁で150万円近くかかり、駅寄りの土地との差額がほとんど消えた
  • ●遠賀川や穂波川に近い低い土地で、あとからハザードマップの浸水想定に入っていると知り、基礎を高くする費用と火災保険の水災補償が上乗せになった
  • ●筑穂の山手の景色が気に入って決めたが、冬の朝は中心部よりさらに冷え込み、霧で洗濯物が乾かない。断熱と室内干しの計画を後から足した

3つ目は筑豊ならではの話です。気象庁の平年値で、1月の平均最低気温は飯塚が1.0℃、福岡市が3.5℃。盆地なので冷えた空気が溜まりやすく、春先は黄砂やPM2.5も抜けにくい。山手や川沿いの土地を選ぶなら、断熱性能と換気、それに室内干しの場所まで最初から間取りに入れておくと、住んでからの不満がかなり減ります。室内干しの間取りはランドリールームの記事にまとめています。

地区ごとの向き・不向き|飯塚市内5エリアをざっくり比べる

  • ●新飯塚・立岩・片島(中心部):駅・病院・買い物が近い。土地は坪12〜15万円前後で50坪前後が多く、駐車2台+2階建ての組み合わせになりやすい
  • ●二瀬・鯰田:中心部に近いわりに土地が少し抑えめ。伊岐須の地点で坪約9.6万円。共働きで職場が市内の方に向く
  • ●穂波(秋松・忠隈まわり):イオン穂波など買い物が近く、八木山バイパスにも出やすい。博多と市内の両方に通う夫婦の折衷案
  • ●筑穂:筑穂ICが近く、博多通勤なら一番早い。土地が広くて安い分、冬の冷え込みと電車の本数は覚悟が要る
  • ●庄内・頴田:田川方面・直方方面に出やすい。60坪以上の土地で平屋を建てる計画と相性がよく、小中一貫校がある

飯塚市にこだわらず、嘉麻市・田川市・直方市まで広げると、同じ予算でさらに広い土地が見つかることもあります。3市それぞれの土地事情は、注文住宅の地域別の記事で書いているので、比べる材料にしてください。

筑豊の外から来るなら補助金を確認|飯塚市の移住者住宅取得奨励金は100万円+子ども1人10万円

福岡市や北九州市、県外から飯塚市に家を建てて移る方は、「筑豊地域外からの移住者住宅取得奨励金」の対象になるかもしれません。基本額は100万円、15歳の年度末までのお子さん1人につき10万円が上乗せされます。新築でも中古住宅の購入でも使えて、令和8年度の受付は2026年4月1日から2027年2月10日までです。

注意したいのは「筑豊地域外」の範囲です。飯塚市・直方市・田川市・嘉麻市・宮若市と、小竹町・鞍手町・桂川町・香春町・添田町・糸田町・川崎町・大任町・赤村・福智町から移る場合は対象になりません。転入前に地域外に3年以上住んでいたことも条件です。契約や転入のタイミングで外れることがあるので、土地の契約前に市の建設政策課の要項で確かめてください。新築で使える国の補助金や減税は、補助金ガイドの記事で整理しています。

候補の地区を2つに絞ったら、土地を決める前に一度見せてください

地区が絞れたら、次は具体的な土地です。ここで工務店に声をかけてもらうと、その土地に駐車場3台と建物が並ぶか、南からの日当たりを取れる配置になるか、造成や水道の引き込みでいくら乗るかを、買う前に確認できます。土地の値段は安くても、建物との合計で比べると順位が入れ替わることは珍しくありません。

土地探しから引き渡しまでの順番は家づくりの流れのページに、実際に飯塚市や嘉麻市の郊外に建てたお宅の間取りは施工事例にまとめています。駐車場と外構の費用感は外構の記事が参考になるはずです。

よくある質問

Q. 飯塚市は地区によって土地の値段はどのくらい違いますか?

A. 新飯塚駅周辺が坪約14.8万円、筑前内野駅周辺は坪約2.4万円と、5倍以上の差があります。60坪の土地で比べると、坪15万円の地区で900万円、坪3.5万円の地区で約210万円と700万円近く違います。

Q. 飯塚市で子育て世帯の医療費助成は地区によって差がありますか?

A. 子ども医療費助成は、入院が18歳の年度末まで1日500円(月7日まで)、通院が中学3年生まで(小学生以上は月1,200円)で、飯塚市内どこに住んでも同じです。差がつくのは学校の規模と通学距離のほうです。

Q. 飯塚市に移住して家を建てると使える補助金はありますか?

A. 筑豊地域外から飯塚市に移住する場合、移住者住宅取得奨励金として基本額100万円、15歳の年度末までの子ども1人につき10万円が上乗せされます。令和8年度の受付は2026年4月1日から2027年2月10日までです。

気になっている土地があれば、不動産サイトの画面か販売図面の写真をLINEで送ってください。「通勤先」と「お子さんの年齢」を一言添えてもらえれば、その土地に駐車2〜3台と建物が入るか、造成・水道引き込みまで含めた建物との概算総額、ハザードマップ上の注意点を返します。候補が2〜3か所あれば並べて比べます。飯塚市・嘉麻市・田川市・直方市なら、土地の現地確認にも無料で同行します。まだ土地が決まっていない段階でも、年収と通勤先がわかれば「どの地区なら無理がないか」から一緒に考えます。その場で契約をお願いすることはありません。

お電話でのご相談 0948-22-0843
#飯塚市#土地探し#地区選び#筑豊#移住

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対応エリア:飯塚市・田川市・嘉麻市・直方市・桂川町・小竹町・宮若市・福智町ほか筑豊エリア全域・福岡市・北九州市